エンジニア
河本 真吾
現在の仕事内容について教えてください
技術統括部で主にイケメンシリーズのインフラ周りを担当しています。具体的には、オンプレミス環境やクラウド環境を活用し、定常業務ではシステムの業務改善、運用保守や死活監視、スポットでは新規リリースタイトルの環境構築や既存タイトルの移管作業等を行っています。
入社のきっかけは何ですか？
エンジニアとしての業務範囲に広がりを感じたからです。
前職では受託開発や、WEBシステムの構築、運用、保守事業を行っている会社に勤務していました。その会社では、担当している案件によって状況が左右されることが多く、新技術の取り込みもトップダウン方式で、指示されたことに沿った仕事の仕方でした。
サイバードは、自社開発で企画からエンジニアリングまで、一貫してシステム開発しており、かつ技術選定も自分で提案できる環境だと思い、魅力に感じたことが理由です。
仕事のやりがいや楽しさ、面白さはどんなところですか？
大規模サービスのインフラ構築を自ら設計でき、新しい技術を取り入れることに挑戦ができることが大きな魅力です。
イケメンシリーズは多くのお客様に愛されており、継続的に新規タイトルをリリースしているため、そういった機会に恵まれているようにも感じます。
もちろん大きなプレッシャーを抱えることもありますが、乗り越えたときの達成感や、スキルの向上を実感できたとき、何事にも代えがたい感慨があります。
サイバードでの印象深いことを教えてください
インフラ作業を行っていると、移管リリースや新規リリース時、ごくまれに突発的な緊急対応等、サービスの根幹にかかわる局面が発生します。
状況によってはチーム内外を巻き込んでの対応になることもあり、そんなときは関係者全員のサービスに望む真摯な姿勢と、リリース作業や問題解決に賭ける想いの強さ、会社全体での団結と一体感を感じられるときがあります。
そういった連携は、社内全体でどこのチームでも風通しがよく、普段から十分にコミュニケーションが行われているからこそ生まれるのだと思います。
インフラ業務は少し地味で目立たないポジションと思われるかもしれません。ですが、大きな問題を解決したときや、安全なリリースができたときには、そういった社内の信頼関係の強さや熱量を噛みしめながら業務に取り組めることは、インフラエンジニアだからこその醍醐味だと思います。
今まで大変だったことはありますか？
ゲームタイトルのサーバをオンプレミスからパブリッククラウドへの移管対応を行ったとき、技術的に乗り越えるべき課題がたくさんあり苦労しました。
それまでのレガシーとなってしまっていた環境を改善すべく調査したり、可能な限りサービスを止めずに移管する方法を考えたり、試行錯誤した結果、ミスなくリリースすることができました。移管が無事完了したときは、ほっと胸をなでおろしたのを覚えています。
プレッシャーがすごかった分、リリース後の解放感もすごかったです。思い返すと、めったにない経験ができ、大変ではあったけれどランナーズハイになっていたのもあり、楽しかったです。自分は追い込まれたほうががんばれるタイプなんだな、と思いました笑
あなたにとってのCYBIRD SPIRITは何ですか？
CYBIRD SPIRITでいうと「VALUE」の「挑戦」です。
インフラエンジニアとして働くうえで大切にしていることが３つあります。
１つめは、インフラ全般の安定運用。
２つめは、業務効率化と生産性の向上。
３つめは、インフラ以外にもチャレンジすることです。
提供するサービスの基盤となるインフラ業務ですが、新しい知見や技術を常に更新して向き合っています。そして、インフラ以外の範囲の勉強も怠らず、フルスタックになることを目標にし、新しい領域にチャレンジしています。
さらにこれからやりたいこと、チャレンジしてみたいことはどんなことですか？
R&D（研究開発）にも積極的に取り組み、学んだことを継続的にサービスにアウトプットできればと考えています。その上で、機会があれば外部への発信にもチャレンジしてみたいです。
また、キャリア的にも長いことインフラを続けているので、クライアントやサーバサイドなど、今までチャレンジしたことのないエンジニアリングにも少しずつ挑戦しようと考えています。
実は現在テスト的に一部の社内メンバー有志で、朝の勉強会を定期開催しています。それらを広く展開することで、相互的な技術研鑽とコミュニケーションの活性化にも取り組もうと目論んでいます。
自分が新しい領域の勉強を続けるためにも後輩を誘って習慣化できたらと思い始めました。数か月間続けることができているので、今後はいろんな人も誘ってみようと思っています。
職場はどんな雰囲気ですか？
非常に風通しがよく、インフラの実務作業にも比較的フランクで自由に取り組むことができています。
チーム内では若手に向けて、夜会や1on1などを定期的に実施するようにしており、それ以外でも問題があれば直ぐに音声チャットで会話をして解決するように努めています。また、上長との1on1でも何事も気兼ねなく相談することができています。
あとは、個人的に私自身が積極的なだけかもしれませんが、プライベートでエンジニア仲間とスノーボードツアーを企画したりと、業務外でも和気藹々と日々楽しく過ごすことができています。
まずは近くの人から誘い、徐々に遠くの人に声を掛けています。
チーム内でコミュニケーションができてきたら、メンバーの仲間に声を掛けて輪を広めてもらい、他チームと関わるときに楽しくできるようなコミュニケーションを意識しています。
一緒に働いているメンバーへの想いをお願いします
いつも楽しく働くことができているのも、メンバー皆さんのおかげだと思います。
これからも大変なときがあるかもしれませんが、ご一緒いただくことで困難なことも乗り越え、楽しいことを分かち合って行けたらと思います。
※内容は取材時のものです
