プランナー
上山 雄作

現在の仕事内容について教えてください
遊技機キャラクターのグッズを販売するECサイトの運営を担当しており、チーム内ではサイト全体の管理や調整役を担っています。
具体的には、商品の企画立案から始まり、サイトの運営・開発、さらに売上やユーザー行動の数値分析まで、ECサイト運営に関わるほぼすべての業務を担っています。チームと連携しながら、お客様にとって魅力的なサイトづくりを目指しています。
入社のきっかけは何ですか?
大学時代に所属していたゼミの先輩の紹介がきっかけです。その先輩から「サイバードは人がよくて、自分の学びたいことに積極的に挑戦できる環境があるよ」と教えてもらい、興味を持ちました。実際に選考を受けた際も、面接の雰囲気がとても良く、入社後もその印象は変わっていません。
最初はエンジニアとして入社しましたが、「自分でサービスを企画し、動かしてみたい」という気持ちが強くなり、現在はプランナーとして日々業務に取り組んでいます。
サイバードでの印象深いことを教えてください
もっとも印象に残っているのは、新規ECサイトの立ち上げに挑戦したことです。
もともと1社の遊技機メーカー様とグッズECサイトを運営していましたが、複数メーカー様が参加できる新たなサイトの構想が立ち上がり、その企画・開発に深く関わらせていただきました。
「どうすれば、お客様に“買って終わり”ではない楽しさを感じてもらえるか?」
その想いから、実機さながらの演出や、購入体験を“もう一度楽しめる”リプレイ機能など、遊技機らしさを購入体験に落とし込むことに挑戦しました。
開発中は、スケジュールの管理や業務分担の調整、法務面の確認など、これまで以上に広い視点と柔軟な対応が求められ、正直、大変なことも多かったです。でも、リリース後にSNSで「演出が楽しくてつい何度も見ちゃう!」「ここで買ってよかった」といった声を目にしたとき、これまでの苦労が一気に報われた気がしました。
何もないところから仲間と一緒に形にしたこの経験は、自分にとって大きな財産ですし、「お客様に楽しさを届けたい」という想いを、これからも忘れずにいたいと思っています。

仕事のやりがいや楽しさ、面白さはどんなところですか?
企画した商品がサイトに表示された瞬間に、大きなやりがいを感じます。特に、自分で想定していた売上と実際の結果が一致したときや、予想以上の売上につながったときは「やった!」という達成感と共に、次の企画へのモチベーションがぐっと高まります。
サイトに商品が並ぶときは、安心感と同時に「みんな見てー!」と自慢したくなるような嬉しさがあります。毎月新商品を登録していますが、登録ミスがあると販売開始時にエラーになることもあるため、無事に販売がスタートするとホッとした安心感も感じます。この一連の流れを乗り越えられたときに、仕事の面白さや充実感を実感しています。
失敗談や苦労話、プロジェクトの裏側など
現在の部署には異動という形で配属されました。きっかけは「遊技機が好きだから」――でしたが、当時は商品企画の知識も経験もない状態。企画立案から商品化までに時間がかかり、結果として在庫が多く残ってしまうという厳しいスタートでした。
その悔しさから、商品企画の基本的な流れを一から学び直し、市場にあるグッズや他社サイトの調査、お客様の好みに関するリサーチを徹底的に行うようになりました。特に、過去の販売実績から需要の傾向を読み取ることで、発注量の精度を上げるよう心がけています。
また、個人的に「これは面白い」と思う“冒険商品”については、在庫リスクを避けるため受注生産を検討するなど、リスクマネジメントの意識も持つようになりました。
今では、「好き」という気持ちを起点にしつつも、根拠を持った企画提案ができるようになったと感じています。あの時の失敗があったからこそ、今の自分があると思っています。
あなたにとってのCYBIRD SPIRITは何ですか?
私にとってのVMVは、MISSIONに掲げる『「HAPPY」な瞬間を創り出し、世界中にスマイルを届ける』です。それを自分なりの言葉で「お客様へプラスアルファの嬉しいをお届けすること」としています。
ECサイトで商品を購入すれば届く──それが“当たり前”の時代だからこそ、「このサイトで買ってよかった」と思っていただけるような、もう一歩先の価値を提供したいと考えています。
たとえば、いただいたお問い合わせの内容からお客様の本当のニーズを読み取り、まだ商品化されていないグッズの企画を提案したり、少しでも早く商品をお届けできるよう社内で発送体制を調整したりといった対応は、すべて「プラスアルファ」を意識した行動です。
これからも、「当たり前」を超えたプラスアルファを大切にしながら、お客様の“嬉しい”を支える仕事をしていきたいと思っています。

これからやりたいこと、チャレンジしてみたいことはどんなことですか?
これからチャレンジしたいことは大きく2つあります。
1つ目は、既存ECサイトの拡大です。
より多くのお客様に、より多くの魅力的なコンテンツを届けるため、さまざまな遊技機メーカー様へ積極的に営業を行い、取り扱い商品の幅を広げていきたいと考えています。
2つ目は、私生活のビジネス化です。
私は現在、サイバードで働きながら、麻雀団体に所属しプロメンバーとしても活動しています。会社がこのような個人の活動も認めてくれていることに感謝しつつ、そちらでも実績を積み重ね、将来的には麻雀関連のコンテンツや企画をサイバードで展開するなど、仕事に繋げていくことを目指しています。
いずれも「好き」から始まったことですが、そこに価値を生み出し、ビジネスとして広げていくことが今の自分の目標です。
職場はどんな雰囲気ですか?
職場の雰囲気を一言で表すなら、「自宅と会社のいいとこどり」です。
出社にとらわれずに働けるスタイルのおかげで、自分のペースで業務に集中できる時間が確保しやすく、作業に没頭したいときにはとても助かっています。たとえば、業務量が多い日は朝早くから作業を始めるなど、静かな時間帯を活用して効率よく取り組めるのも魅力のひとつです。
一方で、コミュニケーション面でも不便さは感じていません。チャットや通話、画面共有などを使って業務の相談やちょっとした雑談も気軽に行えており、業務を分担して進める際には「ここは話したほうが早い」と思ったタイミングで連絡をとるようにしています。その際も、相手の作業を妨げないよう、すぐに見られなくても問題ない形でメッセージを送るなどの配慮をしています。
また、毎朝の朝会でタスクの共有ができるため、進捗を見える化しながらチームで支え合って業務に取り組むことができています。個人の裁量とチーム連携のバランスが取れていて、とても快適な職場だと感じています。
一緒に働いているメンバーへの想いをお願いします
サービスを一緒に作り上げてくれて本当にありがとうございます。
例えば、私が自身のタスクに追われているときにはスケジュール調整をしてくださったり、商品企画で行き詰まった際には的確なアドバイスをもらったり、視野が広がって前に進むことができました。また、サイト開発ではこちらの想定外なことも対応してくださることが多く、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。
メンバーは私にとって、時には背中を押してくれる存在であり、困ったときに頼れる頼もしさもあります。おかげで安心して仕事に集中できていますし、チームとして一緒に成長できていると感じています。
※内容は取材時のものです