“やりたい”から感動を創出する──一途な想いを胸に突き進むプロデューサー

2021.02.12

「自らの手でサービスをつくり出し、世の中に届けたい」という想いを持ってサイバードに新卒社員として入社した神谷 佐織。2021年現在は女性向けゲームのプロデューサーを務めています。お客様に喜んでもらいたいから、仕事へのこだわりと厳しさは忘れない。そんな神谷のストーリーをご覧ください。

「自分でサービスを生み出したい」から、勢いのあるサイバードへ

▲仕事へのこだわりは人一倍強い──女性向けゲームプロデューサー神谷 佐織

神谷は大学生のころ、学園祭の実行委員会など人に何かを届けることに積極的にチャレンジしていました。そこでの経験から、自身で何かを企画してお客様に喜んでもらうことにやりがいを感じるようになっていったのです。

神谷 「大学時代には今の原点となる多くの学びを得ました。たとえば、サービスやコンテンツに触れることによって昨日の自分から大きく考え方が変わったり、感情が動いたりと、知らなかった自分にはない感覚を生み出されるのを実感して。その経験から、自分でサービスを生み出したいと思うようになったんです」

自分でサービスを生み出し、そのサービスを通してお客様の新たな考え方や感情を生み出したいと考えるようになった神谷。卒業後の進路を考えるころには、その想いを実現できるところに就職したいと思うようになりました。そして迎えた就職活動。そこで出会ったのがサイバードでした。

神谷 「就職活動をしていた2010年はスマートフォン元年とも言われる年であり、サイバードは当時設立から10年以上経ったころ。モバイル業界でもある程度の地位を獲得し、新しい事業を積極的に展開していました。成長フェーズにあるモバイル業界の中でも、勢いのある会社でサービスをつくっていきたいと思い、入社を決めました」

しかし、入社後に配属されたのは、カスタマーサポートグループ。サービスをつくる事業部門ではなく、お客様からのお問い合わせ対応を主とした部署でした。

神谷 「サービスをつくりたい!と思って入社したので、正直やりたいこととのギャップはありました。ただ、このときにお客様のリアルな声を日々聞くことができたことが、今の自分の土台にもなっていると思います。お客様の声を聞き続けたからこそ、お客様視点を持つことを大切にするようになったんです。お客様にどうやったらわかりやすく伝わるのか、どうやったら魅力が伝わるのかということを常に考えるようになりました」

プランナーとして、想いとロジックの交点を探る日々

▲趣味の旅行で訪れたエディンバラ

カスタマーサポートグループで2年間、お客様への「伝え方」を徹底的に学んだ後、神谷は念願のサービスをつくる事業部門へ異動。恋愛シミュレーションゲームを担当することとなりました。

神谷 「当時恋愛シミュレーションゲーム事業が伸びている中でのジョインとなりました。新しいサービスをどんどんつくっているチームにジョインすることができたので、ここから自分のやりたいことが叶うのかなという期待がありました」

神谷はプランナーとして新たな仕事に取り組むことになります。サービスづくりについては無知だったため、3カ月ほど日々の運用を学びました。

神谷 「ゲームは生き物なので、運用していくとトラブルや障害が起こります。そこでお客様の不満につながらないようにすぐ情報を開示することや、補填への考え方、お客様への公平さの担保などが必要になってくるんですね。そのようなバランス感覚は、カスタマーサポートでの経験が非常に活かされましたね」

そして3カ月後に開発ディレクターに任命され、プロジェクトマネージャーに近い業務を担当することとなりました。いよいよサービス企画、開発に携わることになったのです。

神谷 「担当したのは新作ゲームでした。キャラクターをどう魅せるのか、どう世界観をつくり上げるかということに挑戦することになりました。その当時はつくることの楽しさが強く、毎日深夜まで残って作業をしていましたね。スケジュールはタイトだったので、そのしんどさや仕事量の多さから忙殺されていましたが(笑)」

念願だったサービスをつくり上げる仕事。実際に携わってみると多くの苦労ややりがいがありました。

神谷 「新作ゲームをつくるのならば、新しい要素を取り入れたいと考えていました。それを上司に提案したところ、その新たな要素を取り入れて、本当に上手く回るのかというところの細かい説明を求められて。感覚ではなくロジックで考えて、上司に言われたことをかみ砕いて理解し、納得してもらえる説明の仕方を学ぶ日々でした。苦労は大きかったですが、その分やりがいもありました」

新しい要素や機能を考え提案し、たびたび上司に差し戻されながらも「この機能を入れた方が絶対にお客様に楽しんでいただける!」という熱い想いとこだわりをいかに形にしていくかを、神谷は学んでいったのです。

苦境から、「みんなでつくり上げる大切さ」を拾い上げた

▲神谷が担当したイケメンシリーズ初のリアルイベントにて展示されたキャラクターパネル

開発ディレクターとして新作ゲームに携わった後、その実績が評価され、神谷は新たな新作ゲームの開発プロデューサーに抜擢されました。

プロデューサーという立場に立ったことで、コンテンツや事業に対しての視点が変わりました。

神谷 「開発プロデューサーを任せていただけたのは嬉しかったですが、初めての経験だったので大変でした。大規模プロジェクトでしたし、新しく複雑なゲームシステム構築に挑戦していましたから。ただ、開発プロデューサーとしてゼロからつくらなければいけない状況だったので、さまざまなことに対する考え方を見直すことができました。

恋愛シミュレーションゲームに携わるようになり、いろいろなタイトルを見てきました。そんな自分だからこそつくれるゲームを生み出したいと考えていたんです。これまでのシリーズのお客さまにも喜んでもらいつつ、新たな驚きやサプライズを届けるというコンセプトでゲームと向き合っていました」

常に新たな挑戦に取り組んできた神谷ですが、毎回うまくいっていたわけではありません。苦境が重なり、思い悩むこともありました。

その中でも一番大変だったのは、担当していたゲームの売り上げが思うように伸びていない中で、ともに働いていたメンバーがチームを去ってしまったとき。神谷は非常に落ち込んでしまい、どうしたらいいのかわからない状況に陥りました。

神谷 「今振り返ってみると、その時は自分自身でなんとかしようとしすぎていたなと。自分ではコントロールできない突発的なことに対しても責任を感じてしまい、自分でなんとかしなければという感覚に陥っていたんだと思います。人に相談したり、自分にできないことをあらためて飲み込んだりして、今自分にできないことは人に頼るべきなんだと納得できたときに心が軽くなりました」

神谷はこのときの経験から、まず自分にできないことを理解し、その上でチームのメンバーに頼り、力を合わせてひとつのタイトルをつくり上げていくことが大切だと気づきました。

次世代に想いを託し、「皆がつくりたいものをつくっていく」フェーズへ

▲社内のスキー・スノーボードの部活「Snowbird」のメンバー

サービスをつくり出し、世の中に届けたいと願っていた神谷。今、新たな想いを持つようになりました。

神谷 「私は本当に人に恵まれているなと感じています。自分では何ひとつできなかったところからリーダー、ディレクター、プロデューサーとしてさまざまなことを任していただけましたから。その経験をもとに次世代のリーダーを育てたいと思っています」

自身がリーダーとして走り続けるよりは、新しいリーダーを育てていき、これからのプロジェクトを後輩たちに任せられるようにすることで会社に貢献できると考えているのです。

神谷 「私はどちらかというと育てて送り出していくことが、自分の責務かなと思っているので、いろいろなメンバーを新しく採用して、育てて、他のチームにアサインしていくことを積極的にやっています。

私自身、カスタマーサポート時代に上司に手厚く面倒を見てもらい、教育していただきました。それもあって、自分のチームに入ってくる人にも自分のやってもらったことの恩返しをしたいなと常に思っているんです。このチームで育ったみんなが、チームの垣根を超えて新しい作品で活躍できるようにしたいな、と」

そんな神谷が後輩たちに伝えていきたいのは、仕事の進め方や考え方を覚えるだけでなく、“想い”をもつことです。

神谷 「自分がやりたいこととお客様が求めていることを融合できるのがベストだと考えています。だから、まずは自分の想いを明確にすること。そして、それがお客様の心に刺さるにはどうするべきかという視点でサービスを考えることを常にメンバーには伝えています」

「自分がつくりたいものをつくる」から、「チームの皆がつくりたいものをつくっていく」フェーズへ。

自身、そしてチームの皆の経験を活かし、想いを重ねていく視点を持ちながら、神谷はこれからも世の中にスマイルを届けていきます。

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