篠崎 敦

社員インタビュー:篠崎 敦

プログラミングと出会った幼少時代

篠崎の「ものづくり人生」は、小学2年生の時、BASIC言語に出会ったことから始まった。
その頃からゲームで遊ぶことはもちろん、考えることも作ることも好きで、自分が遊びたいものを自分で作るという幼少期を過ごし、以来、独学でプログラミングを学び続けてきた。

中学校に入ってパソコンを買ってもらい、C言語を独学で学び、本格的なゲームを作るように。大学生時代には当時のネット仲間から共に起業しようと持ちかけられゲーム企画を担当する予定だったが、準備段階で社長だったそのネット仲間がなんと蒸発して行方不明に。途方にくれてなんとか食い繋いでいた最中で、サイバードと出会った。

走り続けてきた19年

サイバードの創業は1998年。篠崎はその1年後の1999年に入社、今年で勤続19年となる。まさにサイバードの歴史と共に歩んできた。

入社時は企画職を希望していたが、技術職の人員が足りないという理由からエンジニアとして開発を担当することに。篠崎が入社した年はちょうどiモードやEZwebが世に出た年で『これからモバイルインターネットの世界にゴールドラッシュが来る!』と、とにかくこれはおもしろそうというサービスを皆一丸で企画し作り続けた。

「10サービスを同時にリリースすることになり、馬車馬のようにプログラムを書き続けました(笑)。徹夜をしたり、オフィスの床で寝たりする日々でしたが、携帯電話の世界に革命を起こしたiモードの誕生の瞬間に関われたことは今でも思い出深いです」

こうして、サイバードでエンジニアとしてのキャリアが始まった。

当時はとにかく企画チームは変わった人、個性の強い人が多く、エンジニアたちは密かに『動物園』と呼んでいたと言う。

「企画メンバの席からは毎日、言い合ってるのか?ってくらいの大きな声での議論が聞こえて来る中、エンジニアはただ黙々とやっていました(笑)」

ただ、最高のサービスを作ってお客様に届けようと思う気持ち、ゴールはエンジニアも企画メンバも皆一緒だったと当時を振り返る。

「だからこそ、企画のみんなが託してくれたものを、エンジニアとして信頼を受けて形にしていくという感覚は好きでした」

その後も、『新しいことをやりたい』という企画メンバの要望を形にするために、毎週何かしらリリースがある、という時期が半年ほど続いた時もあった。また、当時、テレビやメディアでも大人気の占者の占いサービスなど、業界でも話題となった2つのビッグサービスを同時に担当した時もあり、この時がこれまでのサイバードでの19年間の中で最も辛い時期であった。

「企画メンバがイケイケで、とにかく新しいコンテンツを次々と入れて行こう!という中、どんどんハイスピードで作り続けて行くのは正直凄く辛かったです。今思い返しても、当時のハードさは相当なもので、1年くらい終電や徹夜が続いて、辛すぎて白髪も発生しました。ただ、辛すぎてつらいことを忘れる能力が身につきましたね(笑)」

そんな辛い日々の中でも篠崎を支えて来たのは、上司や仲間の存在だったと言う。

「周りの人たち、上司が気遣ってくれました。辛かったけど職場の関係性が良かったし、皆が助けてくれて支えになってくれました。そういったサイバードの人の温かさは昔も今も変わらないと思います」

「託されたものを形にして守ってきた、あっという間の19年間。関わってきたサービスは100をくだらないです。もう長い間サイバードにいるし辛いこともあったけど、会社を転々とするイメージはなかったです。それは、この会社で社長や上司や仲間を信頼してやっていこうという『仕事観』が持てたから」

また、人だけでなく、エンジニアとして、今あるものを守るだけでなく、デバイスやテクノロジー、事業環境の変遷とともに、新しいものやその仕様に触れられたのも続けてこられた大きなモチベーションであった。

19年目の今、新たな挑戦

エンジニアとして年月を重ねて行く中で、マネージメントのキャリアへ進むのか、スペシャリストとして極めていくのか迷った時期もあったが、『新しいもの』や『つくること』が一貫して好きだったので、スペシャリストとして歩んでいこうと決めた。

「会社もそういう道筋を作ってくれたのでその道を進んで行くことができたんだと思います」

そんな決意をした時に、ガラケー、スマートフォンの登場に続き、事業環境の大きな変革となる「Voice UI」という領域が登場する。会社としてもこの領域に挑戦をすることとなり、当時、抱えているプロジェクトはあったものの、新しいことをしたいと思い、思い切って自ら手を挙げてVoice UIプロジェクトチームへ参画することに。エンジニアとして新たな挑戦に挑むこととなる。

現在はエンジニアとして企画部分にも関わっている。まだ世の中に出ていない機能もたくさんあり、プランナーもエンジニアも含めたチームでアイデアを出し合って、思いついたものを試作したり、ギリギリどこまで出来るかを常に考えてたりしている。

AmazonやGoogle、LINEのマーケットローンチ時には、サイバードVoice UIチームとして、ローンチタイトルのリリースも実現させた。エンジニアとしてプラットフォーマーに対しても「こんなことが出来るようになれば」と直接話しをする機会も少なくはない。

「Voice UIはまだ新しい領域で、大きな可能性を秘めていると思っています。新しいものだからこそ、デバイスも変化していくし、考えなければいけないことや、やりたいことも多いですが、発展途上な分野なので様々な変化は覚悟してやっています。試行錯誤の毎日ですが、それが楽しいんです」

サイバードでAIとVoice UIを結びつけたサービスを実現することが今の夢だと篠崎は言います。

「介護システムや受付の案内などそういったところにAIが使われていきますが、自分自身はアニメやコミックといった趣味もあるので、エンタテインメントの領域でのAIとVoice UIの融合を考えていきたいですね。また、同じ領域に携わる仲間を増やしてもいくことも進めていきたいとも考えています」

「Voice UIに関連した技術の知見のある人や、社内でもVoice UI専門の技術部門ができたら嬉しいし、早くマネタイズの仕組みを確立させ、仲間を増やしていきたいですね。研究心、探求心に溢れた若手メンバと共に、今やっていることを共におもしろがってやって行きたい」

テクノロジーが進化し細分化して行く中で、共に挑戦し続けて行くエンジニアチームを作ることが、今後の目標でありモチベーションでもある。

サイバードという会社について思うこと

「人と人同士って規則ベースでうまく行く形だと、そこには限界がある。もちろんサイバードにも規則はあるけど、規則の上に成り立った関係性ではない。個性が許容される環境の中で、チームとしてお互いの強いところを尊重し、弱いところを認めて許容しあう、フォローしあうことが出来る。個々がプロフェッショナルでありながら、お互いが助け合っているし、お互いに対して厳しいなっていうのがサイバードの強さだと思います」

「時代の波に乗る」「勢いを持ってやり抜く」という強い想いを持った仲間とやりたいことを自由にできる環境がサイバードにはある。あとは自分が発するか、手を挙げるか、やり抜くかだけだ。

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