Unity初心者!『Unite2017 』参加レポート
はじめまして、クリエイティブ制作部デザイングループのUneです。
5月の7日と8日に神田東京国際フォーラムで開催された『Unite 2017 Tokyo』に初めて参加してきました。
Unite 2017 Tokyo
昨年よりも多くの動員が見込める会場に変更になったということで、
「Unityが日本でも広く浸透しだしているんだなぁ。」という気持ちで赴きました。
基調講演も良い席で聞きたかったので50分前に到着しましたが、
それでもチケット受け取りの場所は長蛇の列でした。
しかも周囲からはハイレベルなUnityトークが聴こえ、
少し驚きながらもチケットを受け取り基調講演会場へと向かいました。
会場はまるで映画館を巨大にしたようなところで、日本ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社の
日本担当ディレクター大前さんが颯爽と登場し、Unite 2017 Tokyoが始まりました。
Unityの3つの理念についての説明や、コンシュマーに力を入れていることを実例を交え講演されていました。
具体的には、ニンテンドーSWITCHのローンチタイトルとしての5作品について、
メーカーと早期から開発環境を構築する協力体制にあったそうです。
また教育にも力を入れており、Unity Educationプログラムを教育関係者に
無償でライセンス提供しているそうです。
「こういった環境によって今後斬新な発想や高度なスキルをもったクリエイターが大勢生まれ、
新たなエンタメが育ってくるのだろうなぁ」と感じました。
基調講演が終わり、次は様々なセッションに参加しました。
セッションは大きく「BEGINNER / INTERMEDIATE / ADVANCED」の3つに分けられており、
その中でも更にプログラマー(エンジニア)向けやデザイナー向けと分けられています。
人気のセッションは立ち見であったり、中に入ることが出来ない場合があるので
スケジュールを決めて計画的にテキパキ行動する必要がありました。
またUniteではセッションとは別にブースがあり、様々なものが展示され体験スペースがありました。
ゲームやゲーム制作ツール、HoloLens/ Google Tangoなどようなデバイスから、
ゲーム業界以外からは竹中工務店さんなど建築業界からもブースを出されていました。
出展ブース一覧
◆『個人的に凄い!』と感じた2つのブース
1. PSVR『ヘディング工場』
Playstation VR『ヘディング工場』はコントローラをまったく使用しないアクションアドベンチャーゲームです。
「コントローラーを必要としないゲームプレイが可能なの?」と思いましたが、
頭を使ってヘディングというプレイ方法だったのでとても驚きました。
また、酔いやすい私がプレイ中に全く酔いもせず、今までプレイしたVRゲームのなかで1番安定感がありました。
PSVR『ヘディング工場』
2. クダンのARのデモ
「ハリーポッターかよ!」っと展示の前で叫んでしまいました。
あるサムネイル写真をクダンさんの技術が入ったアプリでそれを見ると、
その写真が動き出す!というデモでした。
「現実世界に拡張して自社のキャラクター達が動いたら!」って思うとワクワクしました。
クダンのARのデモ
Unite 2017 Tokyoでは、
“過去に実践された素晴らしい手法”
“現在提供されている最新技術”
”未来/最先端のデバイスや技術”
など様々な事例が紹介されており、どれを取っても為になりました。
私が興味を持っているUIデザインは端末やゲームジャンルによっても様々なものに対応させるものなので、
「VR、AR、MRではどんなUIを作られているのか?」も研究しつつ、
モバイルではどんな表現ができるのかを追求していきたいと思います。
「頭の中にあったUnityで出来る事の固定概念を壊してくれて、ありがとう!Unite 」っという想いでした。
最新の技術/流行があっという間に変わる業界なので、また来年も是非参加したいです!