【モノクラブ】レゴワークショップを行いました!

 
こんにちは、はじめまして!デザイン部のNATSUNOです。
今回は先日モノクラブで開催された「レゴワークショップ」について紹介させてください。
 
社内に講師の横田洋一先生を招いて、『レゴで鍛えるクリエイティブ思考!』という講座を開いていただきました。
幼少期、レゴで遊んだ記憶があるという人が多かったのですが、中にははじめて触るという方も…!
はじめにロジカルシンキングとクリエイティブシンキングの違いを事例を交えて分かりやすく説明していただいた後、
さっそくみんなでレゴを机に広げ、横田講師から出されるお題にそってレゴで作品を制作するという形のワークショップでした。
1番はじめにお題に出されたのは制限時間5分間で誰が 「レゴを一番高く積み上げるか」というものでした。
このお題とってもシンプルなのですが、
土台の安全性を確保した後、上へ積み上げていく人、
土台なんて無視して細くなが~く高速で積み上げていく人、
中には途中で壊れてしまい、一からやり直している人も…!
同じ目的を持っていても、人によって制作過程も完成形もかなり違って、とてもおもしろかったです。
 
次に出されたお題は制限時間10分間で「自分にとっての余暇を表現する」というもの。
余暇、と言われて私がパッと頭に浮かんだものが「お寿司」を食べることでした。笑
せっかくなら、もっとスケールの大きいものを制作したくてしばらく考えたのですが思いつかず…
 
寿司
 
自分なりに満足のいくお寿司ができました。:D
テレビをつくる人、庭とペットのいる家をつくる人、車をつくる人等、物を表現する人が多かったと感じます。
 
そして、実は…
この課題からはただ単に「つくる」だけで終わりでは無く、その後このお題で出来上がった制作物を近くの人達と持ち寄り10分間で「他の人の作品と組み合わせて映画のような壮大な物語をつくる」というお題も出されました!
まさかそんな追加課題が出されるとは思っていなかったので、少し驚きましたが
近くの人の制作した物と自分の制作した物を見比べて「どんな物語が生まれるかな?」と真剣に考えるのは
子供の頃、両親に向かっていろいろな作り話をして「そうなの!すごいね」と驚かれたり褒められたりした記憶が蘇ってきてわくわく、そして懐かしい気持ちになりました。
周りの人と作品を持ち寄って、どこをどう繋げたら面白いか議論し、 できたストーリーを順番に発表し合いました。
 
発表風景
発表風景2
 
私に物語を伝える力が無く、皆さんにきちんとお伝えできないのがもどかしいのですが…
写真を見て頂ければとてもおもしろいお話が出来上がったのが伝わるかと思います。:D
 
最後のお題は制限時間10分間で「自分が美しいと感じる物を表現する」というもの。
私は口紅とグロスをつくりました。
ここまでの課題でなんとなくわかってきたことは目で見て触れる物を作る人と、感情や現象など目で見て触れないけれど存在している物をつくる人がいる中、私は圧倒的に目で見えそして自分自身により身近なアイテムを作りがちだということです。
デザイナーとしてはもっとスケールの大きなものを作れるようになりたい…!
 
そして、先ほどのお題同様、そこから更に10分間を使って
「医療に役立つアイテムに昇華させるためのディスカッションする」というお題も出されました。
作者から作品の解説の後、それぞれの作品に対して意見や質問を繰り返しながら
どんな未来の医療アイテムになるのかディスカッションを行ないました。
限られた色や形状を用いて自分の表現したいものをつくるために手を動かし、
そこから新たな意味を持つものへ複数人でディスカッションを繰り返してアイディアを出していく、という過程が
自分にとってはじめての経験だったので、子供の頃、ただのおもちゃだったレゴが今こうやって
凝り固まった脳みそをやわらかくしてくれるアイテムになるとは思いもよらず、とても貴重な経験をさせて頂きました。