はじめまして、デザイン部のNORIKOです。
5月14日に人生初の歌舞伎観劇に行って参りました。
 
以前から興味はあったものの、敷居が高そうという個人的なイメージから行く事が出来なかったのですが、今回モノクラブを利用して観劇してきました。
私が参加した夜の部は全部で4部構成になっており、約4時間半の長丁場でしたが、
踊りを交えた華やかな演目から史実を元にしたシリアスな演目までどれもエンターテイメント性が高く、あっという間に時間が経ってしまいました。
 
場内では音声ガイドを借りて観劇しましたが、情緒たっぷりにストーリーを紹介してくれる他にも役者さんが纏っている衣装の柄や装飾の意味、裏方さんの紹介もあり、より内容を理解しながら観劇する事が出来ます。
幕間では座席でお弁当を食べる事が出来たり、舞台緞帳の紹介があったりとお客様に楽しんでもらおうという工夫が随所に感じらました。
 
他にも歌舞伎座場内では赤い絨毯に見えるエスカレーターや、自販機の隈取りデザインの紙コップ、会場の壁や座席の伝統模様など観劇以外のデザインも大きな見どころです。
デザインからコンテンツの魅力を伝え、お客様に最大限楽しんでもらおうとする心遣いは、私達ゲーム制作のデザインにも通ずるものがあるのではないかと感じる１日でした。
今回の観劇で感じたデザインへのこだわりや様々な工夫を、これからのもの作りに活かしていきたいと思います。
 
最後になりますが、事前に観劇マナーを調べたり、場内で筋書きを買って大まかなストーリーを理解して臨むことで、より歌舞伎を楽しめるのではないとかと思います。
皆様も是非歌舞伎座へ足を運んでみてはいかがでしょうか？
今回観劇した公演はこちら↓
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/480