憧れのデザイナーデビュー!~新卒研修を終えて~

こんにちは。新卒でデザイングループに配属となりましたMAIKAです。
今回は5月に実施された「新卒デザイナー研修」についてお話ししたいと思います。
「新卒デザイナー研修」とは
サイバードの定常制作業務について勉強するためのもので、
基礎となる技術力を学び、プロジェクトに配属された際にスムーズに業務をこなせるようになることが目的とされています。
サイバードが目指すデザインの品質や、恋愛ゲームの制作現場ならではの主な業務を1ヶ月かけて学びました。
研修は、毎週出される課題に沿ってそれぞれに適したツールで制作し、
出来たものに対してデザイングループの上長や先輩に講評を頂くという流れで行われていきます。
課題の内容は下記の通りです。
1週目:Photoshopを使ったデザイン制作
2週目:Illustratorを使ったアバター制作
3週目:キャラクターデザイン制作
4週目:UI画面制作
ここからはそれぞれについて、学んだことや苦戦したことなどを交えて詳しくお話しして行きます。
 
≪1.Photoshopを使ったデザイン制作≫
【お題①イベントのロゴと訴求画面の制作】
課題内容:
・サイバードで現在配信中のゲームタイトルの中から好きなものを選び、タイトルに合った世界観で制作。
・色合い、モチーフは自由
・イベント名「HappyWedding ガラスの靴が導く運命」
私はWeddingのイメージから、パステルの水色と青をベースに清楚で可愛らしいイメージで制作しました。
下の画像が実際に制作したもので、色合いをまとめすぎて視認性を上げる必要があるため、ロゴの色味を濃くするなど工夫した方がいいとのアドバイスをもらいながら、試行錯誤を重ねて完成させました。
 
01
 
講評では文字サイズや色合いなどの視認性の指摘を受け、ユーザーに一番伝えたいことは何か
優先順位を付けた見せ方を意識することが大切だと学びました。
 
【お題②イベントのロゴとバナーの制作】
課題内容:
・『イケメン戦国◆時をかける恋』の世界観に合わせて制作。
・色合いは自由、モチーフは「桜」と「ミニキャラ」を入れる。
・イベント名「桜咲くさく、恋が咲くキャンペーン」
イケメン戦国の世界観に合わせた和風のテイストや、春の暖かな雰囲気、モチーフのミニキャラに合わせたデフォルメ感を意識して制作しました。
ミニキャラとデフォルメされた桜の花の大きさが似てしまい画面に強弱をつけるのに苦戦しました。
また、フォントの選び方やPhotoshop でのGIFアニメーションの作り方を学びました。

他の同期メンバーの作品は以下です。

banner1
※制作者コメント:桜の形はかんざしを参考にするなどモチーフを工夫し、”恋”のイメージから全体を淡い色合いでまとめました。
 
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※制作者コメント:課題のテーマから 「桜の木の下でみんなで楽しくお花見をしている」情景を思い浮かべたので、そのイメージに合わせて制作しました。
 
≪2.Illustratorを使ったアバター制作≫
【お題①既存のアバターの模写】
課題内容:難易度別に現在配信中タイトルのアバター画像を選んで模写。
アバターの構造把握とIllustratorのツールの使い方を習得。
Illustratorでベジェ曲線を描く練習をし、構造を理解したうえで模写できるようになりました。
この課題の中でアバターを作る際のポイント(アンカーポイントは最小限、他の人が展開しやすいデータの作り方など)を学びました。
 
【お題②アバターパーツ化の練習】
課題内容:実際の洋服の写真を参考に、テキスタイルや装飾などをデフォルメしアバターのパーツを制作。
下の画像はアバターに入れ込むためのモチーフとして描き起こし、イケメンシリーズの世界観に合わせて色味やディティールを調整したものです。
02
参考写真を単に模写すればいいというのではなく、アバターの一部としてスマートフォンの画面上で表示されたときに
つぶれてしまわないか、可愛く見えるかが大切でそれらを意識しながらデフォルメすることに苦戦しました。
 
【お題③彼ぐるみ(ミニキャラアバター)・小物の制作】
課題内容:既存の彼ぐるみや小物を参考にして、デザインを一から考えて制作。
他の同期メンバーの作品は以下です。
 
avatar_acce
※制作者コメント:イケメン戦国のアバター(ドレス)を模写、それに合わせた小物(お面)を制作しました。
 
avatar_minichara
※制作者コメント:キャラクターデザインから考え、彼ぐるみ(ミニキャラアバター)を描き起こしました。
 
≪3.キャラクターデザイン制作≫
課題内容:
・イケメンシリーズに出てきそうなキャラクターのデザイン。
・王道ファンタジー、20~30代、”俺様”キャラ、戦うための衣装を身につけている、武器として剣を持っている、という要件を満たすこと。
・はじめにキャラクターのラフデザインを3点以上制作し、その中から1点に絞りゲームシナリオ内でのスチルを想定してある程度ポーズをつけ描き込んだものを制作。
「イケメンシリーズに出てきそうなキャラクター」というところで、イケメンシリーズの世界観を壊さず、
かつ配信中のタイトルのキャラクターと並べて見栄えがするキャラクターを考えることに苦戦しました。
私自身のイケメンシリーズへの理解がまだまだ浅いことを実感し、
ユーザーの求めるキャラクターやシチュエーションを考えることに奮闘しました。
この期間はとても想像力が掻き立てられたように感じます。
他の同期メンバーの作品は以下です。
chara
※制作者コメント:異国のテイストを取り入れたキャラクター達をデザインしました。
chara2
※制作者コメント:今年はパイレーツをテーマとした作品・イベントが多いと感じたので、「海賊」をテーマとしたイケメンシリーズを自分なりに描き起こそうと考えました。
 
≪4.UI画面制作≫
課題内容:
・タイトルに合った世界観で、10点の項目を収めた一つの画面を制作。
・レイアウトや各ボタンのサイズは自由。
私は、ユーザーの押しやすいボタンの位置や大きさを意識して、押したくなるような可愛いアイコンを使った
UI画面を制作しました。
この課題でUIはユーザーが一番触れる部分だと感じ、普段から自分が使っているアプリの使いやすさについて考えるようになりました。
ユーザーを迷いなく次の動作へ導くことができるデザインにすることが大切だと学びました。
他の同期メンバーの作品は以下です。
UI
※制作者コメント:ページを切り替えると、グローバルメニュー下の針が弧状に動くイメージで制作しました。
 
デザイナー研修を通して、恋愛ゲームのデザイン制作業務にはPhotoshopやIllustratorの知識だけでなく、
イケメンシリーズ全体や各タイトルへの理解、プレゼン力、ユーザーの視線誘導、視認性など
たくさんの知識が必要とされる事がわかりました。
まだまだ覚える事がたくさんでめまぐるしい毎日を送っておりますが、
研修で覚えたことを実際の業務に活かして1日でも早く会社に貢献できるように、
また、イケメンシリーズをプレイしてくださるたくさんのお客様に喜んでもらえるように
これからも頑張って参りますので、どうぞよろしくお願いいたします!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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