イケメンシリーズの立ち絵ができるまで

 
こんにちは。はじめまして。デザイン部のKUNIYOSHIです。
本日はイケメンシリーズの立ち絵がどのように作られるのか、
制作過程をお見せしたいと思います。
※直近のお仕事が戦国だったため、戦国ベースで書かせて頂いております。
1.シナリオライターさんとの打ち合わせ
2.絵師さんとの打ち合わせ
3.キャラクターラフ
4.表情ラフ
5.キャラクター線画
6.表情線画
7.着彩
8.FIX
 
1.シナリオライターさんとの打ち合わせ
年齢や性格、好きな物や嫌いな物。どんなことを言うのか。口調はどうなのか。
キャラクターの中身のすり合わせをします。
その後、類似キャラや服装デザインのサンプル等を見せながらキャラクタービシュアルの方向性を決めて行きます。
このアイディアをふくらませているときが一番楽しいです。
2.絵師さんとの打ち合わせ
ライターさんと話し合った内容を元に今度は絵師さんとのすり合わせを行います。
制作依頼書をお渡しし、こんなキャラクターにして下さい!こういう性格なんです!など、熱い思いを伝えます。
また、キャラクターについてだけでなく、スケジュールやレイヤー構成についてもこの段階でお伝えします。
3.キャラクターラフ
さて、いよいよあーだこーだ妄想し、話し合ったキャラクターの姿が見えてきます。
絵師さんからの「描きましたメール」が届いた時のワクワクは、サンタからのプレゼントを開けるときの気持ちに似ています。
 
信長ラフ
 
信長様…やっと出会えましたね。とても最高です。
上がってきたラフを元にライターさんのイメージとずれていないか確認をし、絵師さんに調整を依頼します。
4.表情ラフ
前回の調整依頼を反映させつつキャラクターの表情も書いて頂きました。
 
信長表情
 
信長様が…笑ってらっしゃる…っ。まるでキャラが生きているようだ…。
再びライターさんの元へ走って確認に行き、差異がないか再度確認をします。
5・6.キャラクター線画、表情線画
ここまでくれば我々のお仕事の9割はおしまい。
あとは絵師さんに素敵に仕上げて頂くだけです。
イケメンシリーズの絵師さん、いつもありがとうございます。
 
信長線画
信長表情線画
 
線画、最高です。
7.着彩
 
信長着彩
 
この信長様以外ないと思えるほど、完璧な仕上がりです。
描いて下さった絵師さんに感謝しながら、チームの皆さんと拍手をします。
8.FIX
最後に書き出しやバナー等に立ち絵素材を使うために、細かい確認とレイヤーの精査を行います。
でき上った立ち絵はシナリオに組み込むためにエンジニアさんにお渡ししたり、バナーやアプリ内画像を作るためにデザイナーさんにお渡ししたり、様々な分野に旅立って行きます。
 
以上が制作の一連の流れです。
一般的な制作過程とあまり変わらないと思いますが、制作に関わる全ての人が幸せになれるようなもの作りを心がけており、それがイケメンシリーズの強みになっているかなと思います。
 
皆様にHAPPYを届けられるよう、制作者一同もHAPPYな気持ちでイケメンシリーズを作って行きますので、今後とも何卒、宜しくお願い致します。